10年前、ネット社会がまだまだ黎明期のころに流行った『MIDI』を、あなたはご存じだろうか?

これは電子楽器の一種で、当時はこの規格を使った音楽が個人サイトなどで多く用いられていたのだ。

だが現在では、著作権との兼ね合いや技術の発展などもあり国内、少なくともウェブ上ではほとんど見られなくなってしまった。

しかし、それはあくまで日本に限った話。

海外では今でも盛んに利用が続けられており、時にはとんでもない奇作が登場することもある。

例えば『ANDREW HUANG』さんが作った、“音楽ユニコーン”のような作品が。

 

 

ただ、MIDI上で一角獣の形となるように音を打ち込んだだけではない。

この譜面、なんと実際に音楽として成立しているのである。聞いてみても、不協和音1つ流れないのがお分かりいただけるだろう。

彼によると、Facebook上でみつけた『鳥MIDI』にインスピレーションを受け、作ることを始めたそうなのだが、お察しの通り完成までの工程は一筋縄ではいかなかったそうだ。

まず最初に、透明紙とユニコーンの線画を印刷し、それをソフト上でトレスするという手法を使ったそうなのだが、これが大失敗。確かに形は完璧だったものの音が最悪だったのである。

その“失敗作”も動画中で少し流れるのだが・・・。

良く言っても、「聴けたものではない」完成度だ。
 
画像出典:YouTube(ANDREW HUANG)

アンドリューさんは、“プランB”を実行することを決心する。

問題のある場所をすべて、手作業で修正していこうと決心したのだ。

そこからはもう、根気の勝負である。形がよくても音がダメならアウト。もちろん逆に“馬”っぽくみえても不協和音が出たら同じくNG。どちらも両立できるラインを、文字通り手探りで探していく。

そんな試行錯誤の末に出来上がった決定稿は、最初の“取り込み式”と比べると、同じ馬型なれど似て非なる形状に。

 
画像出典:YouTube(ANDREW HUANG)

素人目にも相当大変だったのが分かる作業だが、アンドリューさんによると、別段作っているときに苦痛はなかったのだという。

むしろ音を考え、それを絵にし、この2つが見事自分の想像通りに噛み合っていく。

この瞬間が快感でたまらなかったそうなのだ。

 
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参照・画像出典:YouTube(ANDREW HUANG)
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)


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