画商フィリップ・モールドさん。

イギリスのTV局BBCにて美術番組のホストも務める彼が、Twitterに先日アップした1本の映像が海外で、非常に大きな注目を集めている。

投稿2日で、“いいね!”数は23万超え、リツイートは10万を記録したと説明すれば、その注目度の高さはご理解いただけるだろう。

肝心の動画内容はというと、油彩画表面の変色した“ワニス”を除去する、というもの。

ワニスとは、こういった絵画の保存や劣化を防ぐため塗られる樹脂のことだ

では、その話題の映像をご覧いただきたい。

 


表面の黄ばんだ色合いが落ち、鮮やかな色彩がその下から登場する光景は、圧巻の一言。

この絵は17世紀前半『ジャコビアン時代』と呼ばれる時期に描かれた1品であるらしい。

私たちが古典の絵をイメージするとき、その色使いは総じて重厚であると考えてしまいがちだが、実はこの絵のように鮮やかなトーンで描かれているものも少なくない。

モールドさんによると、モデルの女性が何者かは現在まだ判明していないものの、描かれた当時彼女が36歳であったこと、また絵の正確な完成時期が1617年であることは突き止めたそうだ。

ちなみに今回除去したワニスは、17世紀の“オリジナル”ではなく、現代から逆算して約200年ほど前に塗られたものであるとのこと。

 

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参照・画像出典:The Telegraph/Incredible restoration removes 200 years of grime from oil painting in seconds
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)

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