相棒は、ある日突然やってきた。

約6日、約250キロ(155マイル)の過酷すぎるゴビ砂漠横断耐久レース。その最中、とある男性ランナーのそばに寄り添ったのは、一匹の野良犬だった。

 

 

ディオン・レオナルドさんによると、この相棒はレース1日目の半ば、いきなり自分に追走してきたという。

そのままチェックポイントまで一緒に走りきったというこのわんちゃん。だがどうせ今晩中にいなくなるだろうと彼は大して気にもしていなかったそうだ。

だがそんな心境も2日目をクリアするころには一変する。なんとこの日もディオンさんと一匹は共に走り抜けたのだ。

 

画像出典:Distractify

「小さなイヌだったし、正直そのうちリタイアするとタカをくくってたんだ。でも違った、あの子はやりきったんだよ。」

「あんな場所で生きてたんだし体力はあったんだろうね。それにきっと僕との相性もよかったのかな」とディオンさんは語る。

その次の3日目も、当然のように併走しゴールしたこのコンビ。そしてその日の晩、彼はパートナーに名前をつけた。

ゴビ

会場となった砂漠の名前にちなんだ命名である。

 

画像出典:Distractify

しかし残念なことに4~5日目は悪天候だったため、ゴビは身動きがとれずキャンプに置き去りとなってしまう。

だが捨てる神あれば拾う神あり、一連の出来事を知った主催者側がなんと車で次のチェックポイントまで連れてくよう手配してくれたのだ。

よって、この2日間は中間ラインで「人間の相棒」を出迎えることになった。

 

画像出典:Distractify

天候が回復した最終日はゴビもレースに復帰、ラストスパートも走りきり見事一人と一匹でゴールを果たした。距離にして約75キロ、コースの半分を走り抜けた計算となる。

ではこれでお別れ・・・とはならなかった。かけがえのない友人を母国イギリスへと連れて行くべく、ディオンさんが移送手続きを申請したのだ。

だが野生、しかも他国の動物を持ち込もうとなると膨大な検査が必要となる。それらテストにかかる費用もバカにならない。

困った彼はダメ元でクラウドファンディングで資金を募った。目標額は5000ユーロ(約60万円)だったのだが、なんとすでに18000ユーロ(約200万円)を超える寄付が集まるという信じられない事態になっている。

みんな、このパートナーシップに心を打たれたようだ。

 

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参照・画像出典:YouTube(Inside Edition)
参照・画像出典:Distractify/A Stray Pup Tagged Along A 155-Mile Race Until She Found Her Forever Home
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)








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