3月20日、地下鉄サリン事件から20年が経過しました。

東京の地下鉄5カ所で、猛毒ガス「サリン」がまかれ、乗客や駅員ら13人が死亡し、負傷者数はおよそ6300人。
いまでも後遺症に悩まされる人もいます。

東京のような大都市で一般市民を標的にし、化学兵器を使用したテロ行為は前代未聞。日本だけではなく世界を震撼させました。

そして事件発生から2日後、機動隊はオウム真理教施設への一斉捜索を行うことになりました。

そのとき、隊の先頭には「カナリア」がいたのです。

 

カナリアは美しいさえずりを聞かせてくれますが、空気の汚染や有毒ガスに敏感という特徴があります。

古くから炭鉱などに連れられ、作業員たちはカナリアが異変を起こすかどうかで、危険を察知してきました。

地下鉄にまかれたサリンには「異臭」がしましたが、本来のサリンは「無臭」。捜索に進む機動隊員には、サリンに反応し知らせてくれるカナリアが必要でした。

もちろん猛毒ガスであるサリンを吸い込めば、カナリアは死んでしまうことになります。

つまりは、カナリアはこのとき命をかけて、「サリン製造工場」第7サティアンの捜索の先頭に立ったわけです。

 

 

TBSの取材によると、役割を終えたカナリアは、その後機動隊に育てられることになりました。

そして捜索が行われた年の7月、一組のつがいから一羽のひなが生まれました。

名前はピース。平和を思って。

今月行われたサリンによるテロを想定した訓練では、隊員が手にしていたのは最新の「ガス検知器」。

いまはカナリアの姿はありません。

第三機動隊にある石碑には、オウム真理教施設への捜索を行った隊員360人の名前、そして「カナリア2羽」という文字が刻まれています。

【TBS News-i】機動隊員が語るオウム強制捜査で活躍の「カナリア」

 

(※↓詳しくはコチラへ)
参照:TBS News-i/機動隊員が語るオウム強制捜査で活躍の「カナリア」
参照:Wikipedia/カナリア
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)

 








この記事に関するまとめ