作家・曽野綾子氏の『週刊ポスト』のコラムについて、批判が集まっている。

同誌に連載されているコラム「昼寝するお化け」にて、岩手県矢巾町で中学2年生がいじめを苦にして自殺したとされる事件をテーマにしていたが、結びは下記のような文章だった。

「自殺した被害者は、同級生に暗い記憶を残したという点で、彼自身がいじめる側にも立ってしまったのである」

いじめられる側に多分な非があると受け取れる内容で、精神科医・批評家の斎藤環氏がTwitterで指摘している。

 

コラム内では、矢巾町が調査した当時少年がいじめられていた内容13項目、「体育の時間に肩を押された」「机に頭を押さえつけられた」「清掃時にほうきをぶつけられた」「給食準備中、教科書を投げられた」などにも触れているが、それらを「昔からいくらでもあった」とした。

確かにそうなのだろうが、いじめは表層的なものではなく、精神的な負荷が計り知れないことが最も恐ろしいのだ。

曽野氏は、「いじめる人間こそ、実は単純で卑怯で弱い性格の持ち主であるということを、生徒たちに理解させることだ」といったことも記しているにもかかわらず、なぜ前述した文章で締めてしまったのか。あまりにも軽率で乱暴すぎる言葉だ。

 

画像出典:Amazon/風通しのいい生き方 (新潮新書)

 

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参照:週刊ポスト オフィシャルサイト
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