「いい競争で、いいサービスを。」

11月12日、クロネコヤマトが全国54紙に意見広告を掲載した。掲載された全文、また紙面は現在ヤマト運輸の特設サイト上で見ることができる。

 
画像出典:ヤマト運輸

 

太字部分を抜粋すると、以下の3点となる。
 


私たちは「荷物を運ぶ仕事」をしています。しかし、いまのままでは、対等な競争ができません。一日も早く、すべての宅配便事業者が対等に競い合えるようになることを希望します。

引用:ヤマト運輸

 

日本郵便は、郵便業務を地域の分け隔てなく誰もが利用しやすいように維持されるべき公共的な「ユニバーサルサービス」として維持することが法律で義務付けられている。その義務の代わりに税制などで優遇措置がとられている。

しかし、現在の日本郵便ではユニバーサルサービスである「郵便業務」とユニバーサルサービスではない「荷物を運ぶ仕事」(ゆうパック等)の両方を行っている。

この2つは明確に切り離されているとは言えず、事実上、ユニバーサルサービスを維持するための優遇を受けながら、さまざまな荷物を運ぶ仕事を拡大できることになっている。

 

わずかな「文面の違い」によって、荷物として運べたり、運べなかったりする。このわかりにくい制度を、変えられないものでしょうか。

引用:ヤマト運輸

 

「信書(手紙など)」を広く全国に運べるのは、日本郵便の「郵便業務」のみ。

わずかな「文面の違い」によって荷物として運べたり、運べなかったり、その基準はあいまいで荷物を送る側、運ぶ側のどちらにとっても分かりにくく不便な制度になっている。

ヤマトでは、信書について文面ではなく文書を入れる封筒の大きさで決めることを提案。利用者にとって迷いなく便利に使え、運ぶ側からもより良いサービスの開発ができるものとしている。

※ヤマトは3月まででクロネコメール便を廃止、理由は信書の扱いが生じてしまうことに苦慮したもの。

 

クロネコヤマトは、「公平・公正な競争」がお客様にとってさらに便利なサービスを生み出し、経済全体のプラスになると信じています。

引用:ヤマト運輸

 

インターネットを利用した通信販売やフリーマーケット、オークションなどのサービスが身近になった。買い物の仕方も、商品を受け取る仕組みも、さらに便利なものが求められている今、荷物を運ぶ仕事にかかわるすべての企業が、対等な条件で競い合い、ともに高め合っていくべきだろう。そうすることで課題の多くは解決し、チャンスと希望を現実のものにすることができるはず。

また、意見広告内容についての詳細資料を合わせて掲載し、より詳しく現状を知ることができる。国民のみなさんに考えていただければ、とご意見入力フォームも設置。

最後に、「それでは、きょうもまた、配達に行ってきます。」と結んでいる。

 

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参照・画像出典:ヤマト運輸/いい競争で、いいサービスを。
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)








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