まずは1枚の写真を見ていただきたい。

 

画像出典:The Guardian

画像の白熊は剥製や絨毯などではない。

本物のシロクマだ。

撮影されたのは、ノルウェーのスヴァールバル諸島という不毛の地として知られる場所。

専門家はシロクマの死因について、「近年の氷の減少から、アザラシが生息する場所まで辿り着けず、そのまま息絶えたのではないか?」と、推測している。

近年、北極圏の氷の減少は深刻で、特に今年は観測史上最小の氷量を記録したという。
 

画像出典:The Guardian

シロクマは、スヴァールバル諸島南部にあるノルウェー北極研究所に運ばれ、解剖の結果、昨年研究所に一度捕獲されていたシロクマであることが確認された。

空腹により、本来生息する島の北部から南部までおよそ250kmを旅したと考えられており、その道のりを死に至るまで何度も往復していた可能性が高いという。

シロクマの研究を40年続けてきた専門家であるイアン・スターリング博士によると、このシロクマの状態はまさに骨と皮だけの状態で、脂肪分は身体からまったく確認されなかったという。

 
画像出典:Facebook(Kerstin Langenberger Photography)

また上記の写真は、同じくスヴァールバル諸島でフォトグラファーKerstin Langenburgerさんによって撮影されたもの。SNSに投稿された写真は、大きな注目を集めた。

Langenburgerさんは最近、このように痩せ細ったシロクマを見かけることが増えていて、子育てをするメスに顕著な傾向だと伝えている。

Langenburgerさんは、「科学的数値をもって証明はできないが、何が起こっているかを観察することはできる」として、一人ひとりが考えて行動することが未来を作るとメッセージを送っている。

 

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参照・画像出典:The Guardian/Starved polar bear perished due to record sea-ice melt, says expert
参照・画像出典:Facebook(Kerstin Langenberger Photography)
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)




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