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男性が女性と接する時、細心の注意を払わなければならない。不注意で体に触れてしまった場合、セクハラや痴漢で訴えられる可能性があるからだ。

しかし、もし「仕事として女性の体に触れなければならない」となると、どうなのだろう? たとえば男性医師が身体測定で聴診器を女性の胸部に当てる時、どこまで女性の意思に沿うのがお互いにとってベストなのだろうか?

 

■「触れてほしくない」女性が過半数越えの現実

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しらべぇ編集部が全国の女性663名にアンケート調査を行ったところ、もっとも支持された聴診器の当て方は「服の上から」。過半数を越える52.0%もの女性がそう答えた。

服の上下から手を入れるという形を望む人は合計で4割程度であり、極端な回答ではあるが「(触られたくないので)念力で」と答えた人も8.4%に及んだ。

 

■ブラをがばっと上げられた女性の体験談

心臓の音を確かめるには、聴診器を直接地肌に当てることが不可欠なのは、当の女性たちも理解しているはず。それなのに、なぜこのような結果になってしまうのだろう?

しらべぇ取材班が聞き込み調査を進めると、身体測定をトラウマに思っている女性が少なくないことがわかった。

 

「高校生の頃、学校の身体測定を欠席した結果、大学病院で診察を受けることになりました。医師は50歳くらいのおじさん先生。

なんとなく嫌な予感がしたと思ったら、突然後ろから看護師のおばさんが何も言わずにTシャツとブラジャーをがばっとたくし上げたんです。医療に携わる人なら普通の行動なのかもしれませんが、当時まだ処女だった私は異性に胸を見せたのも初めてで…。

おじさん先生は『ふ~ん、なるほどねえ』と頷きつつ、胸に聴診器を当てていきました。気のせいか時間は長く、また指先も肌にすーっと触れて、聴診器も胸に食い込むような感じで…。

軽いトラウマになり、今でも時々あの時の光景を思い返します」(28歳・販売員)

 

この体験談は彼女の一方的な独白によるものであり、実際に過剰な行為があったのかはわからない。しかし、たしかに医療行為とはいえ、閉鎖的な環境で見ず知らずの男性に直に体を触れられれば、心理的な圧迫感を感じるのも不思議ではないだろう。

 

■現役医師に確認すると…

取材班は、さらに和歌山県内の大学病院で勤務する男性医師(20代)にこの問題について話を聞いてみた。

 

「聴診器についてはまず正確に聴診するには直接当てるほうがいいのは間違いない。服や下着のせいでまともに聴診器が当たらなかったら聞こえない心雑音はあります。実際にベル型の聴診器は接触面をしっかり確保することで、はじめて詳しい心雑音を聴取できるような構造になっています。

それに今の時代は検診で見落とされたとかいって患者が医者を訴える時代ですから。私の場合は服を脱がせはしないけど、やっぱり直に聴診器はあてます。若い女性の胸部とか骨盤周囲は基本的に女性の看護師をつけて行うように言われていますけどね。でないと冤罪をかけられることもあるので。

実際に胸部診察が必要なのに拒否された場合は、カルテに『診察に非協力的なため、詳細な所見はとれず』って文言は添えます。カルテにその記載することが自分の身を守ることになりますからね。こっちは助けるつもりでも冤罪かけられる世の中なので」

 

やはり、いくら女性が感情的に「嫌だ」と思っても、医療従事者からすれば服の上から聴診器を当てる診察方法は、正しくないようだ。

「感情と理性」の戦いは、続けても答えが出る問題ではない。どうしても男性に見られるのが嫌な場合は、陳腐な解決策だが女性医師が在籍するクリニックを選ぶのが賢明だろう。

 
 

(取材・文/しらべえ編集部・岡本拓

調qzoo査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2016年1月22日~2016年1月24日

対象:全国20代~60代の女性663名


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