NHKの経営委員の元メンバーである安田喜憲氏が、第1110回の日本放送協会経営委員会で発言した内容が炎上状態となっている。

議論は平成22年1月12日、13日に行われたものだが、最近の若者は・・・といった論調が展開され、若者にNHKを強制的に見せるべきと解釈できる発言をしているのだ。

 

いろいろなところで講演していますが、講演して一番反応がないのは若者です。私の講演が悪いというのもあると思いますが、昔は大学の授業を聞いていて、学生が寝るということはありませんでしたが、今は授業中に寝ます。これは日本の大きな問題で、NHKもこういう問題を考えなければならないと思います。日本の未来を考えるときには、今の若者を根本的に立て直すことを考えることが必要です。

引用:NHK経営委員会

安田氏は、日本の未来を考える上で、若者を根本的に立て直すことが必要だという。
 


カンボジアで授業をしていると、目をきらきら輝かせて聞いています。その反応と同じように彼らはテレビも見ています。日本の国際放送を見ています。それはそこから何かを吸収したいということです。バラエティーではありません。生きる糧をもらいたいと思って、発展途上国の人はNHKの国際放送を見ているわけです。日本に期待しています。そういうところにバラエティー番組を流されると、はっきり言って日本人でも腹が立ってきます。

引用:NHK経営委員会

カンボジアの若者たちと日本の若者たちを比較。
 


日本は、いつの間にか文明が成熟しているので、今の日本の若者の接触者率を増やさなければならないとか言っていますが、私は、今の若者に徴兵制はだめとしても、徴農制とか、徴林制とか漁村に行けとか、そういう法律で、テレビの番組も何時から何時まできちんと見るということにすればいいと思います。この番組を見なければ会社に就職させないとか、抜本的に政策を変えないと、日本は本当に大変なところへ行くのではないかと思います。

引用:NHK経営委員会

法律によりテレビを見ることを強制したいようだ。
 


したがって、そういう面でNHKの役割は非常に大きいので、許される範囲を超えるものもあると思いますが、もっときつい方策をとらなければならないところまで来ているのではないか思います。

引用:NHK経営委員会

要はNHKを見ることを若者に強要させないと、日本が大変なことになるといった意味にとることができる。いずれにしても、かなり論理に飛躍があり、とても説得力のある発言とは言えない。発展途上国と先進国は環境が異なっているため、比較対象にはならないわけで、さらに各国によって事情は異なるだろう。

ホームページによると、NHK経営委員は「公共の福祉に関し公正な判断をすることができる、広い経験と知識を持つ12人の委員で構成されています」とある。NHK経営委員会では、建設的な発言をしてもらいたいところだ。

 

2013年度 桂川・相模川流域協議会 流域シンポジウム (前半)

 

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参照:NHK経営委員会
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)








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